ゲームばっかり(GT5)してたのだが、とりあえずB君コンプしたので久々本読みたくなり、とっかかりに綿矢りさを固め読む。
- 作者: 綿矢りさ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/08/27
- メディア: 単行本
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タイトルがキャッチーだ。
文体も軽やかで1時に読み始めて3時半に読み切ってしまった。寝る前に本読むのはだいたい危険ですね・・
テーマは男にとって見たくない女性の本音、本能、的な。どうやってもイチにもニにもなれない自分は吾(ナンバーファイブ)としてマトリョーシカと逃亡する覚悟を決めないといけん。
あーあと著者近景がえらいかわいい。
とどきますか、とどきません。光りかがやく手に入らないものばかり見つめているせいで、すでに手に入れたものたちは足元に転がるたくさんの屍になってライトさえ当たらす、私に踏まれてかかとの形にへこんでいるのです。
でも疲れたな。まず首が疲れた。だってずっと上向いてるし。
自分で自慢をふったくせに謙遜されると、頼んでもいないのにあざやかな手つきで手品を披露された気分になる。で、隠された私のコインはどこへいったの?
だめ出しされたうえかつアドバイスをされると、頼んでもいないのに目の前でシルクハットから鳩を出された気分になる。で、この鳩は私が育てなきゃならないの?