春にして君を離れ

春にして君を離れ (クリスティー文庫)

★★★★☆

23時から読み始めたら28時まで一気読みしてしまった。眠い。 そして読むのが遅いのは否めない。 確かにある意味ミステリーというかホラーというか。一番怖いやつや。 映画化されてた情報を見た気がするがどうだろう。→気のせいだった。 このレビューを見て勝手に映画だと思ったんだ。

am-our.com

素晴らしいレビュー。的確。

レビュー見て、きっと多重人格系の（で、自分オチ系の）サイコサスペンスなんだと勝手に思ってたが全然違ったし、全然もっと怖いやつだった。 ただ足止めくらって滞在してる間の回想だけで引っ張る構成なのにがんがん読めてしまう。 主人公に「そういうとこやぞー！」を延々と言い続けたくなる本。 気づいていないふりをしている現実怖い。 変わりそうで変わらなそうな日常エンドもなかなか味わい深い。そんな簡単に変わらないのがリアルな気がするし、それでも変わっているんだと思う。 ロマンチック・サスペンスというあからさまにミスリードなキャッチも含めてミステリー。